「デジタルホワイトボードって何だろう?」
「どうやって活用すればいいの?」
こういった疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。デジタルホワイトボードとは、オンライン上で使えるホワイトボードのこと。リアルタイムで書き込みや図解ができるため、離れた場所にいるメンバーともスムーズにアイデアを共有できます。
今回の記事では、デジタルホワイトボードの基本的な機能はもちろん、ビジネスや教育現場での具体的な活用事例についても詳しく解説します。デジタルホワイトボードについて気になる場合は、ぜひ参考にしてみてください。
当社ミライタッチではデジタルホワイトボード「ミライタッチBiz」を提供しています。リモートワークの効率化を実現できるのはもちろん、さらなる会議の活発化や生産性の向上が可能です。
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デジタルホワイトボードとは
デジタルホワイトボードとは、電子的なディスプレイとホワイトボード機能を組み合わせたデバイスです。タッチスクリーン技術を採用し、専用のペンや指で直接書き込むことができます。
さらに文字や図形を描くだけでなく、アプリケーションやウェブサイトの操作、メディアの再生も可能な商品も存在します。
ビジネスの場面では、プレゼンテーションをより動的に見せることができます。
またWEB会議では、多様なメディアを組み合わせ、リアルタイムで情報を共有することで、チームでの議論が促進され、参加者とのコミュニケーションも向上します。
従来のホワイトボードとの違い
従来のホワイトボードは、物理的なマーカーを使って書き込み、消去する必要があります。しかし、デジタルホワイトボードでは、デジタルインクを使用し、簡単に保存、共有、編集ができます。また、従来のホワイトボードはローカルな用途に限られますが、デジタルホワイトボードはクラウドを活用することで、遠隔地にいるチームとのコミュニケーションにも活躍します。
デジタルホワイトボードのメリット
ここではデジタルホワイトボードの以下2つのメリットを紹介します。
・生産性向上
・データの保存と共有の容易さ
生産性向上
デジタルホワイトボードは、手軽にメモを取ったり、アイデアを共有したりすることで、会議やブレインストーミングの効率を大幅に向上させます。以下の具体的な点が生産性向上に寄与します。
・迅速な情報共有: 会議中に書いた内容をリアルタイムで全員のデバイスに共有できます。これにより、会議終了後にメモをまとめる時間を節約できます。
・効率的な議事録作成: 書き込んだ内容をそのまま議事録として保存し、後から編集・共有が可能です。
・ 簡単な修正と補足: 誤字や追加情報をすぐに修正・追加できるため、議論の流れを止めずに進行できます。
データの保存と共有の容易さ
会議やプレゼンテーションの内容をそのまま保存し、簡単に共有できるのは大きなメリットです。紙のホワイトボードでは書いた内容を写真に撮る必要がありますが、デジタルホワイトボードでは一瞬でデジタルデータとして保存され、メールやクラウドサービスを通じて共有できます。
・クラウド保存: 書いた内容をクラウド上に保存できるため、いつでもどこでもアクセス可能です。
・共有リンクの生成: 簡単に共有リンクを生成し、他のメンバーにメールやチャットで送ることができます。
・過去のデータの簡単検索: 保存したホワイトボードの内容をキーワード検索で簡単に探し出せるため、過去の議論内容をすぐに確認できます。
デジタルホワイトボードのメリットは、以下の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
デジタルホワイトボードのメリットとは?主な機能と活用事例
デジタルホワイトボードの主な機能
デジタルホワイトボードの主な機能として、以下の3つを紹介します。
1. タッチ操作と手書き入力
2. 動画やWebページなどのさまざまなコンテンツ表示
3. リモートミーティングのサポート
それぞれどのような機能なのか、1つずつ見ていきましょう。
タッチ操作と手書き入力
デジタルホワイトボードは、タッチ操作と手書き入力に対応しており、紙に書く感覚で使えます。高感度なタッチセンサーを搭載しているため、細かい字や図形もスムーズに描けます。また、ペンや消しゴムツールを切り替えて使うことも簡単です。
さらに専用のアプリを使えば、図形の挿入などより視覚的にわかりやすい機能も多数存在しています。そのため、従来のホワイトボードより会議でのコミュニケーションが円滑になります。
動画やWebページなどのさまざまなコンテンツ表示
デジタルホワイトボードでは、静止画だけでなく動画やウェブページなどのさまざまなコンテンツも表示できます。プレゼンテーション中に動画を再生したり、ウェブページを直接表示して説明することができるため、視覚的な情報伝達が可能です。
リモートミーティングのサポート
デジタルホワイトボードは、リモートミーティングツールと連携し、遠隔地の参加者ともリアルタイムで情報を共有できます。例えば、ZoomやTeamsなどのツールと組み合わせて使用することで、オンライン会議中にデジタルホワイトボードに書き込みながら説明を行うことが可能です。
デジタルホワイトボードを選ぶポイント
デジタルホワイトボードを選ぶポイントとして、以下3つをご紹介します。
1. 直感的に操作しやすいか
2. 自社で利用しているツールやソフトは問題なく使えるか
3. 自社の人数に合ったサイズか
それぞれ順に見ていきましょう。
直感的に操作しやすいか
まず、ユーザーインターフェースがシンプルで直感的に操作できるかを確認しましょう。複雑な操作方法だと、デジタルホワイトボードを導入しても利用頻度が下がってしまいます。ペンやタッチ操作など、感覚的に入力できるシステムが備わっていることが理想的です。
特にタッチパネルや手書き入力機能が使いやすいかは、デモや製品資料でしっかり確認しておきましょう。
自社で利用しているツールやソフトは問題なく使えるか
既存の業務環境との互換性も見逃せないポイントです。多くの企業では、オフィスソフトやクラウドサービスを活用していますが、デジタルホワイトボードがソフトとスムーズに連携できるか確認することが大切です。Microsoft OfficeやGoogle Workspaceといった一般的なソフトと連動し、データ管理が容易にできる製品が望ましいといえるでしょう。
さらに、セキュリティ面も重要で、使用するツールやデータの安全性に問題がないか、互換性や暗号化の対応状況をチェックすることが求められます。
自社の人数に合ったサイズか
デジタルホワイトボードを選ぶ際は、使用する会議室の広さや、参加人数に応じた適切なサイズを選びましょう。たとえば、少人数の会議にはコンパクトなモデルが適していますが、数十名規模のプレゼンテーションを想定する場合は、大型のモデルを選ぶ必要があります。
また、設置場所や移動のしやすさも考慮すべきポイントです。特に可動式のスタンドが付属しているモデルは、部屋間の移動が簡単にできるため、複数の場所で活用する場合に便利です。
デジタルホワイトボードを選ぶポイントは、以下の記事でも解説しているのでぜひチェックしてみてください。
電子ホワイトボードの正しい選び方とおすすめ製品をご紹介
デジタルホワイトボードの企業での活用方法
企業での活用方法について、以下3つの例を解説します。
1. 会議室での利用
2. 研修や教育での活用
3.プロジェクト管理とブレインストーミング
会議室での利用
デジタルホワイトボードは、企業の会議室での利用に非常に適しています。例えば、定例会議やプロジェクト会議では、議題ごとにホワイトボードにメモを取り、議事録をリアルタイムで更新することができます。
プレゼンテーション中には、スライドの補足説明を手書きで追加したり、参加者の質問にその場で答えたりすることが可能です。これにより、会議の内容がより明確に共有され、効率的に進行します。さらに、会議終了後には、ホワイトボードに書かれた内容をそのままデジタルデータとして保存し、出席者全員に共有することで、情報の漏れや誤解を防ぐことができます。
研修や教育での活用
デジタルホワイトボードは、企業内の研修や教育の場でも大いに活躍します。新入社員研修やスキルアップトレーニングでは、講師がホワイトボードを使って説明しながら、動画やウェブページを直接表示して、具体的な例を示すことができます。
受講者はその場で疑問点を質問し、講師がすぐに回答を追加することができるため、学習効果が高まるでしょう。また、研修内容はすべてデジタル形式で保存されるため、後から振り返りや復習がしやすくなります。これにより、学習の定着率が向上し、教育の質が向上します。
デジタルホワイトボードは多拠点連携について、以下の記事で解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
デジタルホワイトボードは多拠点連携できる?導入メリットや事例も紹介
プロジェクト管理とブレインストーミング
プロジェクト管理において、デジタルホワイトボードは非常に有用です。プロジェクトチームは、ホワイトボード上にタスクを視覚的に表示し、進捗状況を一目で把握できます。タスクの依存関係や優先順位を簡単に調整し、リアルタイムで更新できるため、プロジェクトの透明性が高まり、効率的に進行します。
ブレインストーミングセッションでは、参加者全員が自由にアイデアを書き込み、それらをグループ化したり、優先順位をつけたりすることができます。デジタルホワイトボードの機能を活用することで、創造的なプロセスが促進され、より良いアイデアが生まれやすくなります。
導入のポイントとおすすめのデジタルホワイトボード比較
ここからは、導入のポイントとおすすめのデジタルホワイトボードについて紹介します。
自社に合ったデジタルホワイトボードを探す際の参考にしてみてください。
導入前のチェックポイント
デジタルホワイトボードを導入する際には、使用目的や環境に合わせて適切な機能を持つモデルを選ぶことが重要です。例えば、画面サイズや解像度、タッチポイントの数、対応するソフトウェアなどを確認しましょう。
そのほか以下のような項目についても徹底的に比較をするのがおすすめです。
・ユーザビリティと直感性
・対応デバイスとプラットフォーム
・画面の書き込み精度と感度
・マルチタッチ機能
・接続性と互換性
・セキュリティ機能
・サポートと保守
・価格とコスト
・デザインタイプと耐久性
・デモやトライアル
より詳しい選び方については、「デジタルホワイトボードの正しい選び方|おすすめのデジタルホワイトボードと選ぶときの注意点」の記事でも紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
おすすめのデジタルホワイトボード
企業で使いやすいホワイトボードとして、以下の3つがおすすめです。
・ミライタッチBiz
・Brain Board
・AIインタラクティブホワイトボード(電子ホワイトボード)
ミライタッチBiz
ミライタッチBizは、タッチパネル内蔵液晶ディスプレイに、ホワイトボード機能や画面共有、Webブラウザなどのアプリケーションを内蔵したデジタルホワイトボードです。
PCレスで利用できるほか、仕事で利用しているPCやスマートフォンともワイヤレスで接続し、画面共有が可能です。
ミライタッチBizの詳細は「デジタルホワイトボードならミライタッチビズ」からご確認ください。
Brain Board
Brain BoardはNECのインタラクティブホワイトボード(電子黒板)です。
タッチパネル搭載の大型液晶ディスプレイがあり、画面に直接書き込んで、資料共有やオンライン会議を効率化できるため、会議や授業を活性化するデジタルホワイトボードとしておすすめです。
Brain Boardの詳細は「NECのインタラクティブホワイトボード(電子黒板) Brain Board: 映像ソリューション | NEC」からご確認ください。
AIインタラクティブホワイトボード(電子ホワイトボード)
AIインタラクティブホワイトボード(電子ホワイトボード)は、アイリスオーヤマが提供するデジタルホワイトボードです。
カメラ・マイク・スピーカーが内蔵されており、Web接続ができるオールインワンボードです。
AIインタラクティブホワイトボード(電子ホワイトボード)の詳細は「AIインタラクティブホワイトボード(電子ホワイトボード) | アイリスオーヤマ」からご確認ください。
デジタルホワイトボードの企業活用事例3選
デジタルホワイトボードの企業活用事例として、以下の3つを紹介します。
1. ヒロック初等部
2. 株式会社パンスール
3. 株式会社AIコミュニケーション
実際どのように企業で利用されているのか、チェックしてみてください。
ヒロック初等部
ヒロック初等部では、リモート会議における活発な議論を促進するため、デジタルホワイトボード「ミライタッチ」を導入。会議で意見を板書し、内容を記録することで、振り返りが簡単になり、議論が深まる場となりました。
また、教室内の変化も映像で共有でき、全校をつないだZoom会議でも効果的に活用されています。導入後は、会議が単なる意見交換の場から、新たなアイデアを生み出す場に変わったそうです。
詳細は「ミライタッチを導入したら、会議が“話し合う場”ではなく、“新たなアイデアや発想を育む場”になる。」をご覧ください。
株式会社パンスール
株式会社パンスールでは、デザイン制作の打ち合わせやアイデア出しに電子黒板「ミライタッチ」を導入。従来のホワイトボードやPCを使った方法に比べ、情報共有や認識のズレが減少し、会議がスムーズに進行するようになりました。
特にクリエイティブなアイデア出しが効率的になり、デザインや動画制作の指示出しにも活用されており、時間とコストの削減に貢献しています。
詳細は「デザイン業界の新しい必需品。ミライタッチがあれば、制作現場のコミュニケーションは濃密になり、時間短縮・コスト減につながる。」もご覧ください。
株式会社AIコミュニケーション
株式会社AIコミュニケーションでは、複数拠点間でのコミュニケーション改善のため、デジタルホワイトボード「ミライタッチ」を導入。オンライン会議での細かな指示がスムーズになり、資料への即時書き込みや会議の一元化により効率が大幅に向上しました。
また、大画面でのZoom会議により、メンバーの表情を確認しながらその場にいるような感覚でコミュニケーションが可能となり、会議がより活発になりました。
こちらの事例の詳細は「複数拠点間でもその場にいるような活発なコミュニケーションが可能に」でご確認ください。
デジタルホワイトボードのよくある質問
デジタルホワイトボードのよくある質問として、以下3つを厳選しました。
1. 導入コストはどのくらいか?
2. 導入時のサポート体制は?
3. メンテナンスはどのように行うのか?
それぞれ悩みやすい部分なので、1つずつ確認していきましょう。
導入コストはどのくらいか?
デジタルホワイトボードの導入コストは、モデルや機能によって異なります。基本的なモデルは数十万円から、高機能なモデルでは数百万円に達することもあります。導入前に費用対効果をしっかりと検討することが重要です。
導入時のサポート体制は?
多くのメーカーや販売代理店では、導入時のセットアップサポートやトレーニングを提供しています。導入後のアフターサポートも重要であり、サポート体制が整っているかどうかを確認しましょう。
メンテナンスはどのように行うのか?
デジタルホワイトボードのメンテナンスは、定期的なソフトウェアのアップデートやハードウェアのチェックが必要です。故障時にはメーカーや販売代理店のサポートを受けることが一般的です。
また、ミライタッチビズではメーカー標準の保証が1年間ついています。延長保証も準備しており、最長5年間の保証がありますので安心してご利用いただけます。
デジタルホワイトボードの耐用年数について、以下の記事でまとめているので併せて参考にしてみてください。
デジタルホワイトボード(電子黒板)の耐用年数は? 長く使うコツや減価償却についてご紹介
まとめ
デジタルホワイトボードは、現代のビジネス環境において非常に有用なツールです。その導入によって、生産性の向上やコラボレーションの強化、情報の管理が容易になるため、多くの企業での活用が期待されています。特に、会議室での利用、研修・教育での活用、プロジェクト管理とブレインストーミングなど、多岐にわたるビジネスシーンでその効果を発揮します。
会議室での利用では、デジタルホワイトボードを使うことで、会議の効率が大幅に向上し、議事録作成やプレゼンテーションの補足説明がスムーズに行えます。研修・教育の場面では、講師が視覚的にわかりやすく説明できるだけでなく、受講者がその場で質問し、即座に回答を追加できるため、学習効果が高まります。プロジェクト管理においては、タスクの視覚的な表示と進捗状況のリアルタイム更新により、透明性が高まり、効率的なプロジェクト運営が可能になります。
特にミライタッチビズは、最新のデジタルホワイトボード技術を搭載し、企業の多様なニーズに応える製品です。インタラクティブな機能や高い操作性を備えており、会議や研修、プロジェクト管理に最適です。詳細は「ミライタッチビズとは?」をご覧ください。
デジタルホワイトボードの導入を通じて、企業は生産性の向上、効率的な情報共有、そして強化されたコラボレーションを実現できます。未来のビジネス環境を見据え、ぜひデジタルホワイトボードの導入を検討してみてください。