デジタルホワイトボード

2025.08.08

仕事がデキるチームへ!デジタルホワイトボード活用で仕事予定表をデジタル化

チームの連携を強化し、生産性を向上させるためには、情報共有と進捗管理が欠かせません。そこで注目されているのが、デジタルホワイトボードを使った行動予定表のデジタル化です。この記事では、デジタルホワイトボードで行動予定表を作成・管理するメリットや具体的なステップ、活用イメージをご紹介します。

 

なぜ今、デジタルホワイトボードで行動予定表なのか?

デジタルホワイトボードなら、チーム全体の連携を強化し、業務効率を飛躍的に向上させることが可能です。具体的にどのようなメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。

 

リアルタイムの情報共有

メンバー全員が常に最新の予定表を確認できるため、情報の伝達ミスやスケジュールの把握漏れを防ぎ、チーム全体の進捗状況をスムーズに把握できます。

 

どこからでもアクセス可能

オフィスでも外出先でも、PC、タブレット、スマートフォンなど、様々なデバイスから同じ情報にアクセスできるため、テレワーク中のチームの連携もスムーズに進みます。

 

コミュニケーション活性化

単なる予定表の共有だけでなく、コメント機能やチャット機能などを活用することで、チームメンバー間のコミュニケーションを活性化し、業務効率化に貢献します。

 

デジタルホワイトボードで行動予定表を作成する3つのステップ

デジタルホワイトボードで、チーム全体の足並みを揃え、生産性を最大化する行動予定表を作成しましょう。

 

ステップ1:目的・目標設定(個人・チーム)

行動予定表を作成する前に、まずはその目的と目標を明確にしましょう。

  • 個人レベル:
    • 毎日のタスク管理や時間管理を効率化したい
    • 重要なタスクの締め切りを忘れないようにしたい
    • 個人的な目標達成に向けて、日々の進捗状況を把握したい
  • チームレベル:
    • プロジェクトの進捗状況を共有し、チーム全体の連携を強化したい
    • タスクの担当者や進捗状況を明確にし、責任の所在を明確にしたい
    • ミーティングやイベントのスケジュール調整をスムーズに行いたい

目的と目標を明確にすることで、行動予定表に必要な項目や機能を絞り込み、より効果的な活用に繋げることができます。

 

ステップ2:最適なテンプレート選択(業務内容・チーム規模別)

デジタルホワイトボードには、様々なテンプレートが用意されています。業務内容やチーム規模に合わせて最適なテンプレートを選ぶことで、効率的な行動予定表の作成が可能です。

  • 業務内容別:
    • 営業チーム: 案件管理、顧客訪問スケジュール、商談進捗管理
    • 開発チーム: プロジェクトスケジュール、タスク管理、進捗管理
    • マーケティングチーム: キャンペーンスケジュール、コンテンツ制作スケジュール、KPI管理
  • チーム規模別:
    • 少人数チーム: シンプルなガントチャートやカレンダー形式
    • 中規模チーム: カンバン方式やタイムライン形式
    • 大規模チーム: 複数プロジェクトを管理できるポートフォリオ形式

テンプレートを活用することで、行動予定表の作成時間を短縮できるだけでなく、視覚的にわかりやすい情報共有を実現できます。

 

ステップ3:行動予定表作成(タスク・スケジュール・担当者・進捗管理)

いよいよ行動予定表の作成です。以下の項目を参考に、必要な情報を記入していきましょう。

  • タスク:
    • タスク名: 簡潔かつ具体的に
    • 開始日・終了日: 余裕を持ったスケジュール設定を
    • 優先度: 緊急度や重要度に応じて設定
  • スケジュール:
    • ミーティングやイベントの日時
    • 各タスクの進捗状況に合わせて随時更新
  • 担当者:
    • タスクごとに担当者を明確に
    • チームメンバーのスキルや workload を考慮して割り当て
  • 進捗管理:
    • 進捗状況を定期的に更新
    • 問題が発生した場合には、早期に共有し対応策を検討

デジタルホワイトボードの機能を活用し、ドラッグ&ドロップでタスクの移動や編集、コメント機能による情報共有など、効率的な行動予定表管理を実現しましょう。

 

デジタルホワイトボードの機能を活用した行動予定表管理術

デジタルホワイトボードは、単に予定を書き込むだけでなく、様々な機能を活用することで、行動予定表の管理をより効率的に行うことができます。

 

リマインダー

デジタルホワイトボードのリマインダー機能を活用すれば、タスクの締め切りや重要な予定を事前に通知してくれます。うっかり忘れや、締め切り間近での慌ただしい作業を防ぎ、余裕を持ったスケジュール管理が可能です。リマインダーは、メールやアプリの通知など、自分に合った方法で設定できます。

 

進捗状況の可視化

デジタルホワイトボードでは、タスクの進捗状況を視覚的に表示できます。例えば、タスクごとに色分けしたり、進捗バーを表示したりすることで、一目で全体の状況を把握できます。これにより、遅れているタスクを早期に発見し、対応することができます。また、チームメンバー間での進捗状況の共有もスムーズに行えるため、協力体制を強化し、プロジェクトの成功に貢献します。

 

データ分析で振り返り・改善

デジタルホワイトボードに蓄積された過去の行動予定表データは、貴重な財産です。これらのデータを分析することで、チーム全体の作業効率や個人のパフォーマンスを客観的に評価できます。例えば、特定のタスクに時間がかかりすぎている場合は、作業プロセスの見直しや、担当者の変更などを検討できます。また、過去の成功事例を分析することで、今後のプロジェクトに活かせる教訓を得ることも可能です。

 

デジタルホワイトボード×行動予定表 活用イメージ

デジタルホワイトボードは、チームの規模や業務内容に合わせて、様々な活用方法が考えられます。ここでは、具体的な活用イメージをご紹介します。

 

営業チームの案件管理

  • 案件ごとの進捗状況を可視化: 案件ごとに進捗バーやステータスを表示することで、どの案件が順調に進んでいるのか、どの案件に遅れが生じているのかを瞬時に把握できます。
  • 顧客情報を一元管理: 顧客名、連絡先、訪問履歴、商談メモなどをデジタルホワイトボードに集約することで、情報共有の手間を省き、スムーズな引き継ぎを実現します。
  • 商談スケジュールを共有: 各営業担当者の商談スケジュールをデジタルホワイトボード上で共有することで、スケジュールの重複や空き時間を把握し、効率的なアポイント調整が可能になります。

 

プロジェクトチームのタスク管理

  • タスクの洗い出しと優先順位付け: プロジェクトに必要なタスクを洗い出し、優先順位を明確にすることで、作業の効率化を図ります。
  • ガントチャートでスケジュール管理: ガントチャート形式のテンプレートを活用すれば、タスクの開始日、終了日、担当者、依存関係などを視覚的に管理できます。
  • 進捗状況のリアルタイム共有: タスクの進捗状況をリアルタイムで更新することで、チームメンバー全員が常に最新の情報を把握し、協力体制を強化できます。

これらの活用イメージは、ほんの一例です。デジタルホワイトボードは、チームや個人のニーズに合わせて、様々な方法で活用できます。あなたのチームやビジネスに合わせて、最適な活用方法を見つけてみてください。

 

まとめ

今回は、デジタルホワイトボードを活用した行動予定表のデジタル化についてご紹介しました。リアルタイムでの情報共有や、場所を選ばないアクセス、急な予定変更への柔軟な対応など、デジタルならではのメリットは、チームの連携を強化し、生産性を最大限に引き出す鍵となります。

著者

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    柳 颯人(Yanagi Hayato)
    さつき株式会社 ITソリューション事業部
    マーケティング部 マネージャー

    大学卒事業後、2017年にベンチャー企業で採用コンサルタントとして求人広告や人材紹介の営業に従事。
    2020年にさつき株式会社へ入社し、教育機関向け電子黒板『MIRAI TOUCH』の営業に携わる。年間1,000台以上の電子黒板を教育機関へ販売し、2019年よりマーケティング・広報・販促企画を担当。現在では、法人向けデジタルホワイトボード『MIRAI TOUCH Biz』の立ち上げ、プロモーションに加え、営業活動も並行して行っている。

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