デジタルホワイトボード

2024.01.19

デジタルホワイトボードの正しい選び方|おすすめのデジタルホワイトボードと選ぶときの注意点

このコラムは、デジタルホワイトボードの基本機能や選び方、おすすめの製品を紹介しています。

デジタルホワイトボードは、会議やプレゼンテーション、教育などで活用できる便利なツールですが、様々な種類や機能があります。

その中から自分の目的やニーズに合ったものを選びましょう。

デジタルホワイトボードの基本機能

デジタルホワイトボードは、電子的なホワイトボードで、テキストや図形を表示し、デジタルペンや指で書いたり操作したりできるデバイスです。

これらのデバイスは、以下のような基本機能を持っています。

  • 画面に直接書き込むことができるタッチスクリーン機能
  • パソコンやタブレットなどのデバイスと接続して画面を共有することができる接続機能
  • 書き込んだ内容を保存したり、メールやクラウドなどで送信したりすることができる保存・共有機能
  • 遠隔地との画面共有やオンライン会議を行うことができるネットワーク機能
  • カメラやマイクなどの周辺機器を内蔵している場合もある

デジタルホワイトボードの正しい選び方

デジタルホワイトボードを購入する際には、以下の要素を考慮することが重要です。

  • ユーザビリティと直感性
  • 対応デバイスとプラットフォーム
  • 画面の書き込み精度と感度
  • マルチタッチ機能
  • 接続性と互換性
  • セキュリティ機能
  • サポートと保守
  • 価格とコスト
  • デザインタイプと耐久性
  • デモやトライアル

ユーザビリティと直感性

デジタルホワイトボードは、操作が簡単で直感的なものが望ましいです。

画面の反応速度や書き込みの滑らかさ、メニューの使いやすさなどをチェックしましょう。

また、デジタルペンの持ちやすさや書き心地、指での操作のしやすさなども重要です。

対応デバイスとプラットフォーム

デジタルホワイトボードは、パソコンやタブレットなどのデバイスと接続して画面を共有することができますが、対応するデバイスやプラットフォームは製品によって異なります。

自分が使用するデバイスやプラットフォームと互換性があるかどうかを確認しましょう。

また、接続方法も有線と無線がありますが、無線の場合は安定性やセキュリティなどに注意が必要です。

画面の書き込み精度と感度

デジタルホワイトボードの画面は、書き込みの精度や感度が高いほど、快適に操作できます。

書き込みの精度は、画面の解像度やタッチスクリーンの技術によって決まります。解像度が高いほど、細かい文字や図形を表示できます。

タッチスクリーンの技術には、電磁誘導式や赤外線式、静電容量式などがありますが、それぞれにメリットやデメリットがあります。

例えば、電磁誘導式は、専用のペンを使って書き込むことができますが、指での操作はできません。

赤外線式は、ペンや指などで書き込むことができますが、画面に影ができることがあります。

静電容量式は、ペンや指で書き込むことができますが、感度が高すぎると誤操作が起こることがあります。自分の使い方に合った技術を選びましょう。

マルチタッチ機能

デジタルホワイトボードの画面は、マルチタッチ機能があると便利です。

マルチタッチ機能とは、画面に複数の指やペンを同時に触れて操作できる機能のことです。

これにより、拡大縮小や回転などの操作ができたり、複数人で同時に書き込んだりできたりします。

マルチタッチ機能があるかどうかや、同時に触れられる数は製品によって異なりますので、確認しましょう。

接続性と互換性

デジタルホワイトボードは、パソコンやタブレットなどのデバイスと接続して画面を共有することができますが、接続性や互換性にも注意が必要です。

接続性とは、デバイスとデジタルホワイトボードをどのように接続するかということです。

有線と無線がありますが、有線の場合は、HDMIやVGAなどの端子やケーブルが必要です。

無線の場合は、Wi-FiやBluetoothなどの通信方式が必要です。

互換性とは、デバイスとデジタルホワイトボードが同じプラットフォームやソフトウェアを使っているかということです。

WindowsやMac、iOSやAndroidなどのプラットフォームや、Microsoft OfficeやGoogle Workspaceなどのソフトウェアが互換性があるかどうかを確認しましょう。

セキュリティ機能

デジタルホワイトボードは、書き込んだ内容を保存したり、メールやクラウドなどで送信したりすることができますが、セキュリティ機能にも注意が必要です。

書き込んだ内容は、機密性の高い情報や個人情報などを含む場合がありますので、第三者に漏洩しないように保護する必要があります。

サポートと保守

デジタルホワイトボードは、高価な機器ですので、サポートと保守にも注意が必要です。

故障や不具合が発生した場合に、どのような対応を受けられるかを確認しましょう。例えば、以下のような点をチェックします。

  • 保証期間や内容は何か
  • 修理や交換の費用や期間は何か
  • サポートの受付時間や方法は何か
  • アップデートやメンテナンスの頻度や方法は何か
  • トラブルシューティングやFAQなどのオンラインサポートはあるか

サポートと保守の質は、デジタルホワイトボードの信頼性や安心感に直結しますので、重視してください。

価格とコスト

デジタルホワイトボードの価格は、サイズや機能、ブランドなどによって大きく異なります。

一般的には、数十万円から数百万円の範囲です。価格だけでなく、コストも考慮する必要があります。コストとは、以下のようなものです。

  • 設置費用や運搬費用
  • 消耗品や周辺機器の費用
  • 電気代や通信費
  • 修理や交換の費用
  • アップデートやメンテナンスの費用

価格とコストは、デジタルホワイトボードの投資効果や予算に影響しますので、慎重に比較しましょう。

デザインタイプと耐久性

デジタルホワイトボードのデザインタイプは、主に以下の3種類があります。

  • タッチパネル内蔵液晶ディスプレイ型
  • 超短焦点プロジェクター型
  • ポータブル型

タッチパネル内蔵液晶ディスプレイ型は、画質や操作性が高いですが、重量や価格が高いです。

超短焦点プロジェクター型は、画面サイズが大きく価格が安いですが、画質や反応速度が低いです。

ポータブル型は、軽量で持ち運びやすいですが、画面サイズが小さく、接続や設定が面倒です。

デザインタイプは、設置場所や使用環境に合わせて選びます。また、耐久性も重要です。耐久性とは、以下のようなものです。

  • 画面の傷や汚れに強いか
  • 落下や衝撃に強いか
  • 湿度や温度に強いか
  • 長時間の使用に耐えられるか

耐久性は、デジタルホワイトボードの寿命や安全性に関わりますので、確認しましょう。

デモやトライアル

デジタルホワイトボードを購入する前に、デモやトライアルを利用することをおすすめします。デモやトライアルとは、以下のようなものです。

  • デモ:メーカーや販売店が実際にデジタルホワイトボードを操作して見せること
  • トライアル:購入者が一定期間デジタルホワイトボードを試用できること

デモやトライアルを利用することで、以下のようなメリットがあります。

  • 機能や性能を実感できる
  • 操作感や使い心地を確認できる
  • トラブルや不満点を発見できる
  • 価格やコストの見積もりをもらえる

デモやトライアルは、デジタルホワイトボードの適合性や満足度を高めますので、積極的に利用しましょう。

デジタルホワイトボードを選ぶ際の注意点

デジタルホワイトボードを選ぶ際には、以下のような注意点があります。

  • 単体で使用するのではなく、パソコンやタブレットなどのデバイスと連携して使用することが多いです。そのため、デバイスとの接続方法や互換性を確認する必要があります。
  • インターネットに接続して使用することが多いです。そのため、インターネットの環境や速度、セキュリティを確認する必要があります。
  • 画面に直接書き込んだり操作したりすることが多いです。そのため、画面のサイズや解像度、タッチスクリーンの技術やペンの性能を確認する必要があります。
  • 会議やプレゼンテーションなどの重要な場面で使用することが多いです。そのため、故障や不具合が発生した場合の対応や保証を確認する必要があります。

デジタルホワイトボードを選ぶ際には、自分の目的やニーズに合ったものを選ぶことが大切ですが、それだけでなく、上記のような注意点も考慮することが必要です。

デジタルホワイトボードの価格相場

デジタルホワイトボードの価格は、サイズや機能、ブランドなどによって大きく異なります。一般的には、数十万円から数百万円の範囲です。

企業で使いやすいおすすめのデジタルホワイトボード製品3選

企業で使いやすいおすすめのデジタルホワイトボードを3つ紹介します。

  • ミライタッチBiz
  • Brain Board
  •  AIインタラクティブホワイトボード(電子ホワイトボード)

ミライタッチBiz

ミライタッチBiz

※引用元:https://mirai-touch.com/biz/

ミライタッチBizは、タッチパネル内蔵液晶ディスプレイに、ホワイトボード機能や画面共有、Webブラウザなどのアプリケーションを内蔵したデジタルホワイトボードです。

PCレスで書き込みや操作ができるほか、スマートフォンやタブレットなどのデバイスとワイヤレスで接続して画面を共有することも可能です。

会議の効率と品質を向上させ、企業全体の生産性を高める先進的なビジネスツールとしておすすめです。

ミライタッチBizの詳細は「デジタルホワイトボードならミライタッチビズ」からご確認ください。

Brain Board

NECのBrain Board

※引用元:https://jpn.nec.com/products/ds/solution/allbrains/bb_top.html

Brain Boardは、NECのインタラクティブホワイトボード(電子黒板)です。

タッチパネル搭載の大型液晶ディスプレイがあり、画面に直接書き込んで、資料共有やオンライン会議を効率化できるため、会議や授業を活性化するデジタルホワイトボードとしておすすめです。

Brain Boardの詳細は「NECのインタラクティブホワイトボード(電子黒板) Brain Board: 映像ソリューション | NEC」からご確認ください。

 AIインタラクティブホワイトボード(電子ホワイトボード)

アイリスオーヤマのAIインタラクティブホワイトボード

※引用元:https://www.irisohyama.co.jp/b2b/eizou/products/interactive-whiteboard/

AIインタラクティブホワイトボード(電子ホワイトボード)は、アイリスオーヤマが提供するデジタルホワイトボードです。

カメラ・マイク・スピーカーが内蔵されており、Web接続ができるオールインワンボードです。

話し手を見つけるAIオートクローズアップ機能やAI自動ノイズキャンセリング機能など、AI技術を活用して、その場にいるかのような臨場感のある対話を実現します。

手書きのような書き心地とAIによるデジタル変換機能も備えています。オンライン会議に最適なデジタルホワイトボードとしておすすめです。

 AIインタラクティブホワイトボード(電子ホワイトボード)の詳細は「AIインタラクティブホワイトボード(電子ホワイトボード) | アイリスオーヤマ」からご確認ください。

まとめ

デジタルホワイトボードは、画面に直接書き込んだり操作したりすることができるICT機器です。

会議や授業などの場面で、ディスプレイに直接タッチ操作や書き込みができることで、コミュニケーションや情報共有をスムーズに行うことができます。

また、Web会議システムと連携して、遠隔地とのコラボレーションも可能です。

本記事では、企業で使いやすいおすすめのデジタルホワイトボード製品3選をご紹介しました。

製品それぞれに特徴やメリットがありますので、ご自身の目的やニーズに合わせてデジタルホワイトボードを選んでみてください。

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